御船山楽園では「花まつり」が2025年3月14日から5月6日まで開催されています。この期間中、春の花々が次々と咲き誇り、訪れる人々を魅了します。それぞれの花の見どころを詳しく紹介します。
開催概要
- 期間: 2025年3月14日~5月6日
- 開園時間: 8:00~18:30(ライトアップ期間中は22:00まで)
- 場所: 佐賀県武雄市 御船山楽園
- アクセス: JR武雄温泉駅から車で約5分
- 料金: 大人(中学生以上)700円、小学生450円
桜(3月下旬~4月上旬)
御船山楽園の春は、約2000本の桜が咲き誇る光景から始まります。ソメイヨシノ、大島桜、八重桜などが順に開花し、特に池の周辺や「つつじ谷」の左側では見事な景観が楽しめます。また、夜には九州最大級と称される夜桜ライトアップが行われ、闇夜に浮かぶ幻想的な桜を堪能できます。
ツツジ(4月中旬~5月上旬)
御船山楽園のハイライトともいえる「つつじ谷」では、約20万本もの久留米ツツジや平戸ツツジが咲き乱れます。すり鉢状の地形を活かし、一面が色鮮やかな花の絨毯となり、訪れる人々を圧倒します。また、「花見台」からは30メートルの高さからこの絶景を一望することができます。
大藤(4月下旬~5月上旬)
推定樹齢170年の大藤は、「萩野尾御茶屋」脇に設置された藤棚で見ることができます。長さ1.5メートルにもなる花房が風に揺れる様子は圧巻で、紫色と白色のコントラストが美しい光景を作り出します。
春もみじ(4月下旬~5月上旬)
御船山楽園では、新緑の若葉が「春もみじ」として親しまれています。秋の紅葉に匹敵する美しさを持ち、淡い緑色が庭園全体を彩ります。特に御船山麓で見る春もみじは、他では味わえない独特な趣があります。
御船山楽園とは?
御船山楽園は15万坪の広さを誇る壮大な池泉回遊式庭園。この庭園は、江戸時代後期の1845年に武雄領主・鍋島茂義によって造営されました。御船山の断崖を借景に、四季折々の美しい景色が楽しめます。
御船山楽園は、2010年に国の登録記念物に登録され、西九州でも有数の観光スポットとして人気を集めています。訪れる人々は、自然と歴史が調和するこの庭園で、季節ごとの美しさを堪能できます。
宿泊におすすめ!嬉野温泉
嬉野温泉は、佐賀県を代表する温泉地で、「日本三大美肌の湯」に数えられる名湯として知られています。その湯はナトリウムを多く含むとろみのある泉質で、肌をしっとりと潤す効果があり、古くから湯治場として栄えてきました。御船山楽園から車で約20分とアクセスも抜群。宿泊におすすめです。
温泉街では、豊玉姫神社が美肌祈願のパワースポットとして人気を集めています。また、無料で利用できる足湯や全国でも珍しい足蒸し湯があり、気軽に温泉を楽しむことができます。さらに、嬉野茶や肥前吉田焼など地域特産品を扱うショップも充実しており、お洒落なカフェやレストランも点在しています。
宿泊施設は高級旅館からリーズナブルな宿まで幅広く揃い、それぞれに趣向を凝らした温泉や料理が楽しめます。嬉野温泉は、美肌効果抜群の湯と豊かな自然、文化的な魅力が融合した癒しのスポットです。御船山楽園の観光とともに、心身ともにリフレッシュできる旅を満喫できるでしょう。