「芦ノ湖夏まつりウィーク」は箱根の夏の風物詩。箱根の歴史を感じさせる数々の奉納行事とともに、連続6日間、芦ノ湖畔で花火大会が繰り広げられて、箱根の夏を楽しむのにおすすめ。そこで2023年の「芦ノ湖夏まつりウィーク」で行われる行事と花火大会について紹介します。
7月31日(水) 湖水祭
芦ノ湖の守り神として知られる九頭龍明神を崇める「芦ノ湖夏まつりウィーク」のスタートを飾る神事。日が落ちはじめるころに、箱根神社の宮司が一人で御供船に乗り湖の中心に向かって、九頭龍明神に御供物を供えます。
湖水祭花火大会
湖畔では太鼓フェスティバル・ソーラン踊り・灯籠流しが行われます。また、大神輿渡御が練り歩き、約2,500発の打ち上げ＆水中花火が箱根の夏の夜を煌びやかに彩ります。
打上開始：20:00
打上場所：元箱根湾
8月1日(木) 御鎮座1267年 大祭
757年にこの地に万巻上人が箱根大神を崇め、箱根権現の御鎮座を由緒とする年に一度の例大祭です。宮司の祝詞奏上に続いて献幣使が全国の神社を代表して幣帛を献納、祭詞を奏上します。 次に、氏子代表が氏子幣うじこへいを捧げ、氏子祈願詞を奏上して、平素の御加護への感謝と氏子中の弥栄を祈願します。
1267大祭奉祝花火大会
箱根神社御鎮座1267年を記念して元箱根湾で約2,500発の花火が打ち上がります。
打上開始時間：20:00
打上場所：元箱根湾
8月2日(金) 御神幸祭
箱根神社の御祭神が鳳輦(ほうれん)と呼ばれる屋根に金の鳳凰をつけた御輿に乗って、人々が安らかに暮らしている様子をご覧になるため、村を巡幸するという古式ゆかりある行事です。元箱根から箱根に向かう道中では、船で湖上を渡る湖上渡御が行われます。
箱根園サマーナイトフェスタ
メッセージのアナウンスとともに打ち上がる「メッセージ花火」、バックミュージックに乗せた「デジタルスターマイン」と「ナイヤガラ」で大いに盛り上がります。夜店の出店もあります。
打上開始時刻：20:00
打上場所：箱根園湾
打上発数：約2,500発
8月3日(土) 駒形神社例祭
駒ヶ岳を仰ぎ見る芦ノ湖南岸に鎮座する駒形神社で例祭が行われます。駒形神社は箱根神社の社外の末社として尊崇されてきた神社です。
箱根園サマーナイトフェスタ
前日に引き続いて、「箱根園サマーフェスタ」が開催されます。
8月4日(日) 湖尻龍神祭
恋愛のパワースポットとして知られる九頭龍神社。その九頭龍神社で神事が執り行なわれて、日が沈んであたりが暗くなった頃に、御神火船の灯が厳かに湖岸に近づいてきます。
湖尻龍神祭花火大会
水中花火など約2,500発の花火が打ち上げられます。周囲の山に音が反響するので迫力満点です。
打上開始時刻：20:00
打上場所：湖尻湾
8月5日(月) 鳥居焼まつり
湖水を汚した里人に怒り狂った龍神が疫病をはやらせ、それを鎮めるために里人が鳥居を焚いて湖面に映る火影を龍神にささげたという伝説の祭り。男龍と女龍が現れたといわれる獅子木の近くに、高さ6m、上の横木の長さ6.7ｍほどの鳥居を２基組んで、これをかがり火として龍神に捧げます。
鳥居焼まつり花火大会
鳥居に火が放たれると約2,500発の花火が打ち上げられます。湖畔では、灯籠流し・箱根ばやし・バンド演奏が行われ、出店も出て賑わいます。
打上開始時刻：20:00
打上場所：箱根湾
箱根海賊船「花火クルーズ」運航スケジュール
芦ノ湖を周遊する「箱根海賊船」。2024年は花火の打ち上げに合わせて「花火クルーズ」を運航。湖上から箱根の夜を彩る花火を楽しんではいかがでしょうか。
7月31日(水)湖水祭
①元箱根港発 19:30⇒ 箱根町港発 19:45⇒（元箱根湾）⇒ 元箱根港着 20:40⇒ 箱根町港着 20:50
②桃源台港発 19:30 ⇒（元箱根湾）⇒ 桃源台港着 21:00
8月1日（木）例大祭奉祝花火大会
元箱根港発 19:30⇒ 箱根町港発 19:45⇒(元箱根湾)⇒元箱根港着 20:30 ⇒ 箱根町港着 20:45
8月2日（金）・8月3日（土）箱根園サマーナイトフェスタ
箱根町港発 19:35⇒(箱根園沖)⇒箱根町港着 20:35
8月4日（日）湖尻龍神祭
桃源台港発 19:30⇒(湖尻湾)⇒桃源台湾着20:30
箱根町港発 19:40⇒(湖尻湾)⇒箱根町港着 20:40
8月5日（月）鳥居焼まつり
箱根町港発 19:30⇒(箱根湾)⇒箱根町港着 20:30
桃源台港発 19:40⇒(箱根湾)⇒桃源台湾着 20:40
