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2024年九州が注目される!福岡・大分DCで魅力満載の観光旅行

アメリカの国際的な影響力をもつ日韓経済紙面ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が選んだ「2024年の行くべき場所ベスト10」に日本から唯一、「九州」が選ばれたとのこと。

九州観光機構によると高級ホテルの開業やJR九州の新しい観光列車など、観光の受け皿が広がった点を評価されているとのこと。

そんな九州で2024年春、大型観光キャンペーン「福岡・大分ディスティネーションキャンペーン(福岡・大分DC)が開催されます。

「ディスティネーションキャンペーン」とは?

R各社と地方自治体、地元の観光業者が共同で実施する期間限定の大型観光キャンペーンです。はじまりは1978年に旧国鉄和歌山県と実施したキャンペーンです。年に3~4回、3ヶ月ほどの期間を設けて、様々なイベントやキャンペーンにあわせた臨時列車の運行があります。

「福岡・大分ディスティネーションキャンペーン」とは?

食・温泉・アート・自然など、「至福」「大吉」がテーマ。特色ある歴史・文化に豊かな自然と温泉、そして四季折々の山の幸・海の幸など魅力盛りだくさんの福岡・大分。そんな両県の魅力を再発見できるまたとない機会です。

福岡県の魅力

福岡市と北九州市の2つの政令指定都市を持つ福岡県。

福岡市は古くから「アジアの玄関口」として発展してきて、公園が多く、豊かな自然にも恵まれている「住みやすい町」「住み続けたい町」のランキング上位常連の町。

北九州市は官営八幡製鉄所の開業以来、日本の近代化を牽引し、門司港は国際貿易の拠点として栄えました。県内には歴史・文化遺産や古い町並み、屋台などのグルメを楽しめます。

おすすめの観光スポット

寺社仏閣では寺社仏閣では「学問の神様」で有名な大宰府天満宮世界遺産に登録されている宗像大社、「博多祇園山笠」でおなじみの櫛田神社

城下町では北原白秋ゆかりの水郷・柳川筑前の小京都」秋月

明治から昭和にかけて建てられたレンガ造りの建物が大正ロマンを醸し出している門司港レトロ地区

福岡城の外堀を活用した美術館やレストランがある森に包まれた水の公園大濠公園は福岡市民の憩いの場。福岡城跡や鴻臚館跡がある舞鶴公園とあわせて散策するのがおすすめです。

金印が見つかった志賀島海の中道は気軽に足を運べる海岸リゾート。広々とした公園でめいっぱい遊べる海の中道海浜公園,多彩な海の生き物に大接近できるマリンワールド海の中道、展望台から360度の絶景を望む潮見公園などが見どころ。四季折々の花が楽しめるのこのしまアイランドパークには福岡市から市営渡船で気軽に足を運べます。

糸島は近年、お洒落なエリアとして注目が集まっています。縁結びの神様桜井神社マイナスイオンたっぷりの清涼スポット白糸の滝などが見どころ。

福岡市中心部では19世紀のヨーロッパの街並みをイメージした天神地下街をはじめ、キャナルシティ博多など大型商業施設が立ち並ぶ一方、新天町商店街など、昭和レトロな雰囲気を感じる古くからある商店街もあります。「夜景100選」に選ばれた福岡タワーからの夜景お見逃せません。

大分県の魅力

「おんせん県おおいた」は温泉の源泉数・湧出量ともに日本一。源泉総数は日本全国の約16%を占め、湧出量は日本全国の約11%占めています。

戦国時代から安土桃山時代にかけて、キリシタン大名大友宗麟の庇護の下、南蛮貿易で繁栄をして、西洋からの文化が流入しました。

石仏も多く、大分県内にある石仏の数は日本全国の4分の3を占めるといわれる「仏の里」でもあります。

江戸時代の豊後国は「小藩分立」。県内に8つの藩と天領が入り混じっていたこともあり、城跡と歴史情緒溢れる城下町散策も楽しめます。

「豊の国」と呼ばれた大分は海の幸・山の幸も豊富。関アジ・関サバをはじめ、豊後牛やとり天などグルメも堪能できます。

おすすめ観光スポット

別府由布院は日本に誇る「おんせん県おおいた」を代表する温泉地。他には「日本一の炭酸泉」長湯温泉やくじゅう連山を望む山間の温泉地九重”夢”温泉郷など豊富な温泉に恵まれています。

別府では定番の地獄めぐりに加えて、江戸時代より約300年つくり続けてられている国指定重要無形民俗文化財湯の花、国の重要文化的景観に指定されている湯けむりを楽しめる湯けむり展望台もおすすめ。

「六郷満山」という独特の神仏習合仏教文化が華開いた宇佐八幡宮国東半島の寺院・石仏国宝臼杵石仏などの仏教関連のスポットも盛りだくさん。

くじゅう連山とその周囲に広がる雄大でなだらかな草原、そして湧き上がる豊かな温泉が魅力の阿蘇くじゅう国立公園では四季折々の花々を楽しめるくじゅう花公園ラムサール条約に登録されているタデ原湿原雄大な吊り橋からくじゅうの絶景を楽しめる九重“夢”大吊橋など自然を楽しめるスポットもいっぱい。

名曲「荒城の月」のモデルになった岡城跡滝廉太郎が少年時代を過ごした城下町竹田、大ヒット曲をモチーフにした大林信彦監督の映画「なごり雪」の舞台臼杵うすき)、南北の高台に武家屋敷が立ち並ぶ「サンドイッチ型城下町」杵築(きつき)国木田独歩ゆかりの城下町佐伯(さいき)天領日田などの歴史情緒あふれる街並み散策も楽しめます。

JR九州の新しいD&S列車

今回の「福岡・大分ディスティネーションキャンペーン」にあわせて、JR九州は新しいD&S列車「かんぱち・いちろく」が新登場。

列車の名前は、久大本線(愛称:ゆふ高原線)の開通に尽力を尽くした麻生観八氏、衞藤 一六氏の二人の名前にちなんでいます。

運行区間博多駅から久大本線(愛称:ゆふ高原線)を経由して、由布院・別府間。コンセプトは「ゆふ高原線の風土を感じる列車」。“風土”すなわち、その土地の気候や地勢、そこから生み出される土地の食や風習、風景を五感で楽しむ列車とのこと。

月・水・土曜日に博多→由布院・別府間を「特急かんぱち号」として運行。火・木・日曜日に由布院・別府→博多間を「特急いちろく号」として運行します。

列車は全席グリーン席。車内ではゆふ高原線沿線の食材を中心に福岡・大分両県の魅力が詰まった食事を楽しめます。

途中の停車駅では沿線地域の皆さまによるおもてなしを受けることのできる“おもてなし駅”を設定。停車駅での地元の人との触れ合いや特産品の販売などを楽しめます。停車駅ごとに異なる“おもてなし”で沿線地域の風土を感じることができます。

まとめ

見どころが尽きない福岡・大分の両県。「福岡・大分ディズティネーションキャンペーン」の開催期間中のゴールデンウィーク(GW)には「博多どんたく」も開催。ぜひこの機会に福岡・大分両県に足を運んで、その魅力を再発見してみませんか。