日本全国いい旅navi

西日本を中心に魅力を発信していきます。

立山黒部アルペンルートの魅力と豪華な「雪の大谷フェスティバル」~2024年版~

立山黒部アルペンルートは2024年は4月15日(月)に開通します。開通直後の大きな見どころは「雪の大谷」。一年を通じてこの時期しか見ることができないのでとっても人気。ダイナミックな雪の壁は見応え抜群。そんな立山黒部アルペンルート「雪の大谷」の魅力とこの時期に開催される恒例の「雪の大谷フェスティバル」を紹介します。

立山黒部アルペンルートとは?

立山黒部アルペンルートは昭和46年(1971)に全面開通。富山県立山町立山駅と長野県大町市扇沢駅とを結ぶ標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。

立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、雄大な景観と四季折々の自然を楽しみながらさまざまな乗り物を乗り継いで移動します。

「雪の大谷」とは

標高2,450mの室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。中でも室堂付近にある「大谷」は、吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。

春の開通に向けて、豪雪地帯の室堂ターミナル付近の道路に降り積もった雪の中、GPSで道路位置を割り出し、上から少しずつ削るようにして道を作ります。除雪の際にできる「雪の壁」でできあがった約500mの区間が「雪の大谷」です。

「雪の大谷フェスティバル」開催概要

立山黒部・雪の大谷フェスティバル」は、毎年4月から6月にかけて、立山室堂平を中心に開催するアルペンルートの幕開けイベント。期間中は2つのテーマに分け、春から初夏に見られる、自然の移ろいや変化を楽しめます。2024年は4月15日(月)〜6月25日(火)の間で開催されます

4月15日(月)〜5月31日(金) 1st STAGE 春の立山を楽しもう!
6月1日(土)〜25日(火)   2nd STAGE 初夏の立山室堂平を歩こう!

「雪の大谷フェスティバル」の見どころ

「雪の大谷ウォーク」

雪の壁に挟まれた道の片側を歩行者用通路として開放された場所を歩くことができます。間近で見る雪の壁は迫力満点。 雪の白と青空のコントラストはまさに絶景です。

開催期間:4月15日(月)~6月25日(火)
開催時間:9:30~15:00

雪の大谷ウォーク

立山ユキテラス

ゴールデンウィーク限定。リラックスチェアに腰掛けて、立山連峰富山平野を一望することができます。有料エリアならではの立山黒部の大自然のパノラマを眺めながらゆっくりとくつろげます。

開催期間:4月27日(土)~5月6日(月)

延伸!パノラマロード

大好評のパノラマロードを今回メイン会場から室堂ターミナルまで延伸して繋ぎます。写真撮影スポットや雪を楽しむことができるスポットも盛りだくさんです。

開催期間:4月15日(月)~5月6日(月)
開催時間:9:30~15:00

くずそうユキカベ!つくろう新しいミチ!

立山黒部の雪を思いっきり楽しみ、雪遊びを体験することができるエリア。雪の壁をスコップで掘り進み、新しい道を完成させる体験型エリアもあります。

開催期間;4月15日(月)~5月19日(日)
※状況により期間が変更になる場合があります
開催時間;10:00~15:00 (入場14:30まで)

雪のカレンダー

雪壁の断面から調べた降雪時期などの情報を展示します。どのように雪が降り積もったかを知ることで、雪の大谷をさらに楽しむことができます。

開催期間:4月15日(月)~5月6日(月)
開催時間:9:30~15:00

「雪の回廊」

室堂ターミナル屋上と立山自然保護センターを結ぶ通路を除雪してできる「雪の回廊」。4月ごろは高さ8mを超え、雪の大谷に負けない迫力を体感できます。

開催期間:4月15日(月)~6月25日(火)
開催時間:10:00~15:00(入場14:30まで)

立山黒部アルペンルート「雪の大谷」はバスツアーがおすすめ!

6つの乗り物を乗り継ぐ立山黒部アルペンルート。全線を通り抜けるとなると約6時間〜7時間ほど時間がかかります。また個人旅行で移動するとなると荷物を持っての移動も大変。さらに、開通直後の立山黒部アルペンルートは「雪の大谷」を目当てに、週末を中心にとっても混み合って、乗車券の購入・発券に時間がかかったりします。

バスツアーならそんな心配も無用。大きな荷物はバスのトランクに預けることができるので、気軽に、手軽に立山黒部アルペンルートの通り抜けを楽しめます。乗車券もあらかじめ用意されているので、個人で予約したり、受け取ったりする手間も省けます。