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SNS映え間違いなし!あさひ舟川『春の四重奏』フォトジェニック旅〜2025年版〜

富山県朝日町の「あさひ舟川『春の四重奏』」は、春の訪れを告げる日本屈指の絶景スポットです。その魅力とともに周辺で楽しめるおすすめスポットを詳しく紹介します。

残雪の北アルプス

  • 雪を抱いた北アルプス雄大な山々が背景にそびえ、春の花々とのコントラストが際立ちます。特に、朝日岳や白馬岳などの山々が、桜並木や菜の花、チューリップ畑とともに美しい四重奏を奏でています。

舟川べりの桜並木

  1. 桜並木の規模と美しさ
    舟川の両岸に約1.2kmにわたって植えられた約280本のソメイヨシノが、春になると一斉に咲き誇ります。この桜並木は昭和32年(1957年)に地元住民が植樹し、長年大切に育てられてきました。満開時にはまるで桜のトンネルを歩いているかのような感覚を楽しめます。
  2. 北アルプスとのコントラスト
    背景には雪を抱いた北アルプス朝日岳や白馬岳)がそびえ、桜の淡いピンク色と菜の花の黄色、チューリップの鮮やかな赤が織りなす「春の四重奏」が訪れる人々を魅了します。
  3. ライトアップと夜桜
    桜が満開になる時期には、日没から21時までライトアップが行われ、幻想的な夜桜を楽しむことができます。また、期間限定で「かがり火」が焚かれるイベントも開催され、ロマンチックな雰囲気が漂います。

春の四重奏_桜

菜の花

  1. 鮮やかなビタミンカラー
    菜の花畑は、舟川べりに広がる約1.2kmの桜並木やチューリップとともに「春の四重奏」を構成する重要な存在です。黄色い菜の花が一面に咲き誇り、青空や北アルプスの残雪を背景に、鮮やかなコントラストを生み出します。
  2. 菜種油用として栽培
    菜の花は菜種油を採取するために栽培されており、地元農家による丁寧な管理で育てられています。この背景には、地域資源を活用しながら観光と農業を両立させる取り組みがあります。
  3. 早生品種で長期間楽しめる工夫
    開花時期が桜やチューリップとずれる年もありましたが、近年では早生品種を導入することで、より長い期間「四重奏」を楽しめるよう工夫されています。
  4. 写真映えする絶景
    黄色い菜の花畑は、桜並木やチューリップとともに撮影スポットとしても人気です。ただし、畑への立ち入りや花を折る行為は禁止されており、マナーを守って楽しむことが求められます。

【注意点】

菜の花畑は散策路から眺める形で楽しむことができます。三脚の使用や長時間の場所取りは禁止されているため、他の来場者への配慮が必要です。

春の四重奏_菜の花

チューリップ

  1. 多彩な品種と色彩
    チューリップ畑には、19品種・約60万球ものチューリップが植えられています。赤、ピンク、黄色、白など、色とりどりの花々が一面に広がり、桜や菜の花とのコントラストが美しい「花のキャンバス」を作り出します。
  2. 桜と並ぶ絶景スポット
    チューリップは桜並木や菜の花畑と隣接しており、残雪の北アルプスを背景にした「春の四重奏」の一部として楽しむことができます。特に晴れた日には青空とのコントラストが際立ち、写真映えする景観が広がります。
  3. 地元農家による栽培
    このチューリップ畑は、地元農家「チュリストやまざき」さんを中心に整備されており、地域住民による長年の努力で維持されています。農業と観光を融合させた取り組みとしても注目されています。
  4. 球根栽培との関係
    チューリップ畑は球根栽培を目的としており、花が咲き終わると種ができる前に摘み取られることがあります。これは球根に養分を集中させるためであり、美しい花々を楽しめる期間は限られています。桜と同時期に楽しめるよう品種選定や栽培時期が工夫されています。

【注意点】

撮影スポットとしても人気ですが、混雑時には三脚の使用が禁止されているため注意が必要です。また、靴についた土から病気が広がることを防ぐため、畑内への侵入は厳禁です。

春の四重奏

「春の四重奏」おすすめの楽しみ方

  1. 桜並木のトンネルを歩く
    舟川両岸に約1.2km続く桜並木は、約280本のソメイヨシノが咲き誇り、春のトンネルを作り出します。歩道が整備されているため、ゆっくりと散策しながら桜を間近で楽しむことができます。
  2. 遠景から四重奏を鑑賞
    残雪の北アルプスを背景に、桜、菜の花、チューリップが織りなす「春の四重奏」を遠景から眺めるのもおすすめです。特に晴れた日には青空とのコントラストが美しく、写真映えする絶景を堪能できます。
  3. 夜桜とかがり火イベント
    夜には桜並木がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、期間限定で「かがり火」が焚かれるイベントも開催され、昼間とは異なる趣深い風景を味わえます。
  4. 電気自動車で桜並木を巡る
    シーズン中は可愛らしい赤色の電気自動車が無料で運行されており、車窓からゆっくりと桜並木を眺めることができます。歩き疲れた方にも便利です。
  5. チューリップ畑で品種観察
    チューリップ畑では19品種・60万球もの花々が咲き誇ります。品種名プレートが付いているため、それぞれの違いを観察しながら楽しむことができます。開花時期によって異なる品種や色彩を見られるので、何度訪れても新鮮な発見があります。
  6. 菜の花畑で春らしい香りを満喫
    黄色い菜の花畑は、桜やチューリップとともに「四重奏」を構成する重要な要素。甘い香りに包まれながら散策することで、春ならではの癒し効果を感じられます。
  7. 温泉でリラックス
    観光後は周辺施設で温泉を楽しむのもおすすめです。「らくち〜の」など徒歩圏内に温泉施設があり、冷えた体を温めながらゆったりと過ごせます。

あさひ舟川「春の四重奏」アクセス情報

公共交通機関でのアクセス

  1. あいの風とやま鉄道「泊駅」
    泊駅から会場までは、無料の臨時バスで約10分。
    臨時バスは桜の見頃期間中に運行され、土日は小型バス、
    平日はジャンボタクシーが利用されます。
  2. 北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅
    黒部宇奈月温泉駅から「あさひまちエクスプレス」(要予約)で約15分。
    片道運賃は大人800円、小人400円で、予約は出発1時間前まで可能です。
  3. お得な「春の四重奏きっぷ」
    あいの風とやま鉄道が提供する期間限定の往復割引切符で、
    石動~東滑川各駅から泊駅まで往復1,000円で利用可能

車でのアクセス

  • 北陸自動車道 朝日IC
    朝日ICから車で約5分。会場周辺には臨時駐車場が設けられています。
  • 駐車場とシャトルバス
    【平日】会場周辺の臨時駐車場を利用可能。
    【土日】「あさひ総合病院」または「朝日町文化体育センター(サンリーナ)」に駐車し、無料シャトルバスを利用(約10分)

あさひ舟川「春の四重奏」おすすめの宿泊施設

黒部・宇奈月温泉 やまのは

四季折々の風情を楽しめる露天風呂が自慢の宿です。北陸の海の幸を中心としたバイキングが人気で、ロビーからは黒部峡谷の絶景を一望できます。温泉は2種類あり、異なる趣を楽しむことができます。

住所:富山県黒部市宇奈月温泉352-7
アクセス:富山地方鉄道線「宇奈月温泉駅」より徒歩約3分

小川温泉元湯 ホテルおがわ

山間に佇む秘湯の一軒宿で、源泉かけ流しの炭酸水素塩泉が楽しめます。「子宝の湯」としても知られ、古くから湯治場として親しまれています。全館禁煙で静かな環境が魅力です。

住所:富山県下新川郡朝日町湯ノ瀬1
アクセス:北陸自動車道朝日インターより車で15分

ホテル黒部

宇奈月温泉唯一、客室から黒部峡谷ロッコ電車を眺められる宿です。富山湾直送の新鮮な海の幸や黒部の湧き水で育った山の幸が堪能できる料理も評判です。美肌効果が期待できる透明な温泉も魅力です。

住所:富山県黒部市宇奈月温泉7番地
アクセス:富山地方鉄道線「宇奈月温泉駅」より徒歩約12分

 

「あさひ舟川『春の四重奏』」は、日本ならではの自然美と地域文化が融合した特別な場所です。この春、ぜひ訪れてみてください。