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【第390回犬山祭】魅力と歴史

犬山祭

愛知県犬山市で毎年4月の第1週の土日に開催される「犬山祭」。提灯を灯した豪華絢爛な山車が城下町の桜並木の下を通る景観はまさに幻想的。そんな犬山祭の見どころを紹介します。

犬山祭とは?

犬山祭の歴史

犬山祭は犬山城の麓に鎮座する針綱神社の祭礼です。1635年に下本町の馬の塔・魚屋町の茶摘みの練り物が出されたのが起源とされています。1641年には下本町が馬の塔を車山に変えて人形からくりを奉納するようになりました。江戸中期までには今の犬山祭の原型がほぼできあがっていたものとされています。

祭りに参加するのは犬山城下の針綱神社の氏子域からで、現在は13町内から出される車山のほか、3町内から練り物が出され、計16町内が参加しています。

もともと最初の針綱神社遷座日である旧暦8月28日を本楽としていました。 しかし1891年の濃尾大震災で城下が壊滅的な被害を受けたため、再び全町内が揃って車や山まを出せるようになった1897年 年に、祭礼日を新暦4月に変更、その後、幾度かの変更を経て、現在は4月の第一土・日曜日に開催されています。

2006年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年に全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

犬山祭の見どころ

祭りに登場する13輌の全ての車山にからくり人形が備えられています。車山は3層、江戸時代の装飾がそのまま残されている水引幕や彫刻の数々が飾られていて、まさに豪華絢爛です。

針綱神社に集結したそれぞれの車山が、笛や太鼓によってからくりを奉納する「奉納からくり」が行われます。「奉納からくり」は糸や差し金を使って人の手によって行われていて、その妙技は見応え抜群。息を飲むばかりです。

重さ5トンの車山を、豪快に持ち上げて方向転換する「どんでん」、そして曳いて方向転換する「車切り」は迫力満点。「どんでん」は「からくり奉納」の後、車山が城下町に繰り出す時に針綱神社前で行われ、城下町を練り歩いている途中、本町交差点で行われます。

夜になると1年間を表す365個の提灯がびっしり灯った車山が城下町を練り歩き、とっても幻想的な祭風景を楽しめます。

祭りが始められた当初は、練り物とよばれる趣向をこらした作り物や仮装などの行列が祭礼を賑わしていました。その伝統が3町内で現在も引き継がれていて、祭りの見どころの一つになっています。

第390回犬山祭 スケジュール

2024年は4月6日(土)に「試楽祭」が、7日(日)に「本楽祭」が行われます

4月6日(土)試楽祭

08:00~ 13輌の車山が針綱神社前に向け出発(城下町を巡行)
09:40~ 車山が針綱神社前に随時集結
11:45~15:10 各車山が順番に「からくり」を披露

車山はからくり披露後に二手に分かれます

神社組(針綱神社前)6輌

12:00~ からくり披露後は針綱神社前広場で待機
18:00~ 神社組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:45~ 針綱神社前を順次出発(城下町を巡行)
21:45  各町内帰着

駅前組(犬山駅西口)7輌

12:00~ からくり披露後は犬山駅に向け出発(城下町を巡行)
18:00~ 駅前組の車山が365個の提灯を点燈開始
19:30~ 犬山駅西口を順次出発(城下町を巡行)
21:45  各町内帰着

4月7日(日)本楽祭

08:00~         13輌の車山が針綱神社前に向け出発(城下町を巡行)
08:40~     車山が針綱神社前に随時集結
09:50~14:30 順番にからくり人形を奉納

車山はからくり披露後に二手に分かれます

北組(余坂)6輌

10:00~ からくり披露後は余坂に向け出発(城下町を巡行)
18:00~ 北組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:30~ 北組の車山が針綱神社前に向け出発(城下町を巡行)
19:55~ 針綱神社前を順次出発(城下町を運行)
21:45    各町内帰着

南組(外町)7輌

10:00~ からくり披露後は外町に向け出発(城下町を巡行)
18:00~ 南組の車山が365個の提灯を点燈開始
18:40~ 外町を順次出発(城下町を巡行)
21:45    各町内帰着

一年を通じて「犬山祭」を体感!どんでん館

「犬山祭」で曳かれる車山を4輌展示しています。館内では犬山祭を年中体感できるように、光と音で祭りの一日を演出していて、一年を通じて「犬山祭」の熱気を楽しめます。

住所:犬山市大字犬山字東古券62番地
電話:0568-65-1728
アクセス:名鉄犬山駅西口より徒歩約10分
営業時間: 9:00-17:00(入館は16:30まで)
入場料:100円

あわせて楽しみたい!「現存十二天守」国宝・犬山城天守

別名「白帝城」。天守は数少ない江戸時代以前から残る建物。3層4階の望楼型天守室町時代の1537年に織田信長の叔父、織田信康によって築城されたのが始まりです。

犬山城周辺には約400本ものソメイヨシノが咲き誇り、桜の時期になると城見歩道は桜のトンネルになります。天守からは木曽御嶽や伊吹山濃尾平野、美濃の山々を眺めることができて、「犬山祭」とともに楽しめます。

犬山城_桜

チューリップの魅力満載!2024年「となみチューリップフェア」見どころ

富山県はチューリップの生産量が日本一。砺波チューリップ公園では毎年、「となみチューリップフェア」が開催。カラフルで可愛いチューリップを思いっきり楽しめます。そこで2024年の「となみチューリップフェア」の見どころを紹介します。

2024となみチューリップフェア概要

今年のテーマ「チューリップで広がる 彩りの波」

フェアの会場内外で色とりどりに咲き誇るチューリップによって生まれる「笑顔」や「癒し」、「感動」が波紋のように世界中へ広がっていく様子を表現したものです。300品種300万本のチューリップが色鮮やかに咲きそろいます。

開催日時:2024年4月23日(火)~ 5月5日(日)

開園時間:午前9時00分~午後5時30分(最終入園:午後5時)

入場料:大人(高校生以上):1,500円 / 小人(小・中学生): 一般 200円 /

    小学生未満 無料

 アクセス:JR砺波駅より徒歩約15分(無料シャトルバスの運行あり)

となみチューリップフェアの見どころ

大花壇

「となみチューリップフェア」のメイン花壇。15品種21万本のチューリップを用いて地上絵が描かれています。チューリップタワーから見下ろす地上絵はまさに見応え抜群です。

円形花壇

中央の大きなチューリップモニュメントが特徴的な花壇。12品種3万7千本の色とりどりのチューリップが咲き誇ります。こちらもチューリップタワーから眺めるととっても感動的です。

花の大谷

立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」をイメージした高さ4mのチューリップ回廊。会期前半は白いチューリップで雪の壁をイメージ。後半は色とりどりのチューリップで春爛漫を演出します。

チューリップタワー

チューリップ公園のシンボルタワー。高さ13mの展望スペースからは、大花壇の地上絵や園内を一望できます。

チューリップ広場花壇

チューリップ広場(チューリップステージ前)付近の花壇3か所に枝咲きや八重咲きだけの花壇など、咲き方の違う品種をお楽しみいただけます。

こもれびガーデン

木々の木漏れ日の中で、チューリップやムスカリなどに囲まれる「癒し」の空間を演出します。

オランダ風花壇

ダブルデッカー(2段植え)、トリプルデッカー(3段植え)などのオランダ・キューケンホフ公園で見られる手法を取り入れた花壇。チューリップ以外の草花との組み合わせや、開花時期の異なるチューリップの組み合わせなど工夫を凝らした花壇です。

シバザクラの丘・ビオラの里

芝桜1万5千株による華やかなピンク色の丘とビオラが広がる色鮮やかな人気スポットです。

彩りガーデン

富山県内で生産されている品種を中心に300品種3万本のチューリップを紹介しています。色や形の違いを楽しむための通路を設置し、富山県の花であるチューリップの彩りを感じることができます。

水上花壇

砺波で発案された水耕花壇のチューリップ。水面に浮かぶチューリップはとっても幻想的。

水車苑

日本最大級の五連揚水水車の周りを色とりどりのチューリップで彩られます。五連水車とチューリップのどこか懐かしい癒やしの一時を過ごせます。

歓迎ディスプレイ

メインゲート(北門)の先にあるお客様を歓迎するディスプレイ。テーマのシンフォニーを表現した装飾で来場記念となる写真スポットを創出します。

チューリップ四季彩館

四季彩館のシンボル「チューリップパレス」をご覧いただけるほか、ワンダーガーデンには、ユリ咲きや八重咲きなど様々な花型のチューリップを楽しめます。また、「ロイヤルコレクション」として2022年度の皇室献上したチューリップ品種を楽しめます。

花さじき

チューリップなど眺めながら、腰を掛けてゆっくりとできる桟敷席です。また、隣接する飲食店で購入したものを食事することができるエリアにもなります。

2024年は年明け早々、大地震に見舞われた北陸地方。「となみチューリップフェア」は2024年も通常開催されます。北陸地方に足を運んで、現地の人たちに元気を届けましょう。

【世界遺産登録20周年】吉野山 「吉野山千本桜」見どころ解説

2024年は世界遺産登録20周年を迎える吉野山。日本屈指の桜の名所で、桜の季節には全国各地から花見に訪れて、とっても賑わいます。記念すべき年の吉野山の桜の見どころを紹介します。

吉野山と桜

吉野山ではシロヤマザクラを中心に約3万本といわれる桜が鮮やかに咲き誇ります。

吉野山の桜の起源は約1300年前に遡ります。修験道の開祖、役行者山上ヶ岳に深く分け入って修行を重ねた結果、蔵王権現を感得して、桜の木に自ら刻んだと伝えられています。このことから桜の木は「ご神木」とされるようになりました。

以来、蔵王権現を参拝する際に、桜の木を「献木」するという形で桜の木が植え続けられ、現在に至っています。吉野山の桜は山岳信仰と密接に結びついた「信仰の桜」として大切に保護されてきた「文化的景観」なのです。

【エリア別】吉野山 桜の見どころ紹介

吉野山は麓側から下千本、中千本、上千本、奥千本の4つのエリアに分かれています。標高差もある為、下千本から桜は咲き始め、中、上、奥千本の順に開花していきます。約1か月にわたって、桜の花を楽しめます。それぞれのエリアの桜の見どころを紹介します。

下千本

吉野山の入り口にあたる下千本。観光駐車場の近くにある下千本展望所やお野立ち跡から見る桜がおすすめの観賞スポットです。世界遺産金峯山寺蔵王堂の前にある四本の桜は四本桜(よもとのさくら)と呼ばれています。また吉野山駅から金峯山寺へ向かう道の途中にある寺の総門・黒門付近の坂は関屋坂と呼ばれ、この付近に咲く桜を関屋の桜と呼びます。吉野朝宮跡に咲く御所桜も見どころです。

吉野山_下千本

中千本

中千本の一番の桜の見どころは世界遺産・吉水神社から眺める一目千本。中千本と上千本に咲き誇る桜の雄大なパノラマを見渡せるスポットです。裏山に後醍醐天皇陵がある如意輪寺付近に咲き誇る塔尾(とうのお)の桜大海人皇子が奏でる琴の音色によって天女が舞い下りたという言い伝えがあり、静御前が舞を舞ったとされる勝手神社の御所桜も見どころです。

吉野山 桜

上千本

天王橋から猿引坂にかけての左右にある桜並木はまるで布を敷きつめたように桜の花が咲き誇ることから布引桜と呼ばれています。

吉水神社付近や参陵トンネルを抜けたところから見上げる桜は、満開の桜花がまるで滝の一時にたぎり落ちるようにみえることから滝桜と呼ばれています。特に吉野山を一望できる花矢倉展望台がおすすめの観賞スポット。

竹林院群芳園の池の畔にあり、天女が舞い降りるように見えることからその名がついた天人桜桜本坊にある夢見の桜は、寺の創建が壬申の乱の際に、のちの天武天皇となる大海人皇子天皇即位を予見させる桜の夢を見て、戦に勝利した後、夢に現れた桜の木の傍に寺を建てたという伝説に由来しています。

金峯山寺 秘仏ご本尊特別御開帳

金峰山寺蔵王堂に安置されている本尊「金剛蔵王大権現三体」。三尊は、釈迦如来千手観世音菩薩弥勒菩薩を本来のお姿とする仮のお姿で、悪魔をはらう怒りの形相を現わされていますが、慈悲と寛容に満ちあふれたお姿と言われます。三尊は、それぞれ過去、現在、未来の三世に渡って私たちを守ってくださる守護仏。

秘仏なので普段は見ることができないのですが、2024年春も特別開帳が行われて、拝むことができます。

期間:2024年3月23日(土)~5月6日(月)
時間:8:30~16:00
拝観料金:大人1,600円・中高生1,200円・小学生800円

桜の時期の吉野山は交通規制があったり、駐車場を探すのも大変だったりします。また吉野に乗り入れている近鉄電車は週末を中心に帰りの時間帯は首都圏の通勤ラッシュ並みの混雑、全席指定の特急列車は全て満席ということも珍しくありません。

吉野山の桜の時期にはツアーもたくさん組まれているので、ツアーに参加するのもおすすめです。

 

桜と現代アートの融合:NAKED桜まつり2024

世界遺産・二条城で2024年春も「NAKED桜まつり」が開催。大政奉還が行われ、歴史が動いた舞台になった二条城の夜が、カラフルな現代アートに彩られます。文化財現代アートのコラボを満喫できる春のイベントの見どころを紹介します。

「NAKED桜まつり 2024 世界遺産・二条城」とは

50品種約300本もの本物の桜を彩るライトアップや、日本絵画を代表する狩野派の豪華絢爛なプロジェクションマッピングが、春の夜を煌びやかに彩ります。 桜づくしのドリンク&フードを楽しめる飲食エリアはもちろん、二条城屈指の桜スポット清流園でお酒やお茶を心ゆくまで楽しめる、プレミアムお花見エリアが初登場します。

華やかなプロジェクトマッピング

プロジェクトマッピング「桜囃子(さくらばやし)」

入場してまず目にするのが重要文化財「唐門」のプロジェクションマッピング。「唐門」を飾る彫刻の鶴や唐獅子、龍などが桜吹雪とともに現れ、満開の桜が広がります。豪華絢爛な唐門が華麗なアートで彩られます。

南門前ライトアップ

南門前の壁面が桜の花びらの模様で彩られます。そしてひらひらと舞う桜吹雪をイメージしたライトが足元を照します。

プロジェクトマッピングショー「桜月夜絵図(さくらづきよえず)」

内堀で繰り広げられるのは、多種多様な桜や、狩野派が描いた黄金の障壁画をモチーフにした、壮大なプロジェクションマッピングショー。南側の堀は、鮮やかな桜の柄がダイナミックに映し出されるフォトスポットになっています。

台所前庭「花盛りの宴(はなもりのうたげ)」

台所前庭は飲食エリア「花盛りの宴(はなもりのうたげ)」。桜の宴を描いたプロジェクションマッピングで城壁が彩られていて、桜や抹茶など和の食材や桜色のビールなどのお酒をカップルで楽しみながら、お花見気分を満喫できます。

またインタラクティブアート「花時(はなどき)」は壁が近づくと桜吹雪と共に体験者だけの桜が咲くインタラクティブアート。咲いた桜が見事にお花見空間が華やかに彩ります。

東京の人気アートレストラン「TREE by NAKED」監修の桜づくしのドリンク&フードが登場。京都の老舗茶舗福寿園」の高級抹茶を贅沢に使用した「抹茶豆乳ラテ」の京都の定番ドリンクに加えて、桜茶と数種類のスパイスが絶妙なバランスでブレンドされた「桜豆乳チャイ」が初登場。熊本県産の有機レモンを桜とてんさい糖で漬け込んだ自家製レモンシロップで仕上げた「桜レモネード」もおすすめ。

ベルギービールヒューガルデン ロゼ」や「ロゼスパークリングワイン」、「桜ハイボール」など、華やかな桜色のアルコールドリンクも充実しています。

新登場!プレミアムお花見エリア

清流園には、プレミアムチケット購入者限定貸切の「プレミアムお花見エリア」が初登場。桜を眺めながら自分たちだけの空間でゆったり過ごせます。

花見酒&特製おつまみセット、京都の老舗茶舗福寿園」のお抹茶&和菓子セットなど、3種から1種選べる食事と、徳川慶喜のショー&記念撮影などが用意されています。

ハウステンボス:バラ祭2024の魅力と見どころ〜2024年版〜

九州を代表するテーマパーク「ハウステンボス」。ヨーロッパの街並みを再現した園内は一年を通じて四季折々の花々が園内を彩っていて、家族・ファミリーだけでなく、カップルや女子旅にもおすすめ。そんなハウステンボスで2024年も「100万本のバラ祭」が開催されます。ここではイベントの開催情報と見どころを紹介します。

グランドローズガーデン

石畳と芝生の庭園を色鮮やかなバラが覆い尽くすバラ祭のメインスポット。その美しさは、バラの世界的権威であるアラン・メイアン氏が「奇跡の花園」と絶賛したほど。見渡す限りに絵画のようなバラの絶景が広がっていて、感動の連続。

バラのカスケード

アートガーデンの中央をまっすぐに伸びる全長130mの水路。両側に咲き誇るバラの色彩とのコントラストは「SNS映え」間違いなしの美しさです。

バラの香りの迷宮

香り高い品種を数多く集めて造られた迷路のような庭園。上品にた漂うバラの香りを思いっきり楽しみながらゆったりと散策を楽しめます。

バラの箱庭

オールドローズの魅力も堪能できる「イングリッシュローズ」の箱庭など、テーマが異なる6つの箱庭。それぞれ趣があって、いろいろなバラの魅力を楽しめます。

ハウステンボス_バラ

「初夏のワイン祭」

色鮮やかなバラに囲まれながら、世界各国約30種類のワインを楽しめます。数々の美食やノンアルコール・ソフトドリンクもあるので、アルコールが苦手な人も安心。子供連れの家族旅行でも十分楽しめます。

バラの運河

“つるバラ”が華やかな水景を描き出す「バラの運河」は、橋や歩道はもちろん、船上から楽しむのもおすすめ。どこから眺めてもハウステンボスならではの絶景で、初夏の風が運んでくるバラの香りに包まれて、心地良く、優雅なひと時を過ごせます、

バラの宮殿

皇室や海外王室の名を冠したバラやコンクール受賞歴のあるバラが咲き誇る「宮殿ローズガーデン」。純白のバラに覆い尽くされた「ホワイトローズガーデン」。おとぎ話の世界のような庭園が、荘厳な宮殿の前に広がります。

花の広場

バラ祭の期間中、アムステルダム広場は美しく咲いたバラに包まれた「花の広場」に。ヨーロッパの街並みと芳しい香りの中でティータイムや海外アーティストのショーを楽しめて、カップル二人で非日常のヴァカンス気分たっぷりのひと時を過ごせます。

ナイトローズ

夜になるとバラの花々がイルミネーションで照らされてとってもロマンティック。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような幻想的な街並みを楽しめます。

新登場!ウォーターガーデン

「100万本のバラ祭」にあわせてイルミネーションのメインスポット「アートガーデン」内に、新エリア「ウォーターガーデン」がオープン。美しいイルミネーションとともに壮大な音楽噴水ショー「ウォーターマジック」を楽しめます。

季節によって異なる魅力的な演出を用意されていて、「100万本のバラ祭」の時期には場内を彩る100万本のバラとともにショーが開催されます。また夏の花火開催時には、噴水ショーと花火の壮大なコンビネーションを楽しむことができる注目のエリア。

「ガーデンテラス」では噴水ショーを眺めながら食事を楽しめます。

同時期に開催!ミッフィーセレブレーション

「100万本のバラ祭」期間中は、人気キャラクター・ミッフィーのイベント「花の街 ミッフィーセレブレーション」も開催。ハウステンボス品種のバラをモチーフにした「ローズナインチェ」のミッフィーグッズも登場して、初夏限定のバライベントを盛り上げます。

「100万本のバラ祭」の宿泊におすすめ!ホテルヨーロッパ

5つあるハウステンボスの直営ホテルの中でも最上位クラス。19世紀のオランダ邸宅を思わせる優雅でクラシックな雰囲気が魅力。「100万本のバラ祭」の時期はホテルロビーからラウンジ、レストランまで、館内を約2万本ものバラが優雅に彩ります。エントランスから足を踏み入れた瞬間、華麗に咲くバラとその香りに心を奪われること間違いなし。家族・ファミリーや夫婦、カップルの特別な記念日の宿泊におすすめです。

「100万本のバラ祭」基本情報

開催期間

2024年4月27日(土)~5月26日(日)

入園料

18歳以上 7,400円、中高生 6,400円、小学生 4,800円、
4歳~小学生未満 3,700円、シニア 5,400円

立山黒部アルペンルートの魅力と豪華な「雪の大谷フェスティバル」~2024年版~

立山黒部アルペンルートは2024年は4月15日(月)に開通します。開通直後の大きな見どころは「雪の大谷」。一年を通じてこの時期しか見ることができないのでとっても人気。ダイナミックな雪の壁は見応え抜群。そんな立山黒部アルペンルート「雪の大谷」の魅力とこの時期に開催される恒例の「雪の大谷フェスティバル」を紹介します。

立山黒部アルペンルートとは?

立山黒部アルペンルートは昭和46年(1971)に全面開通。富山県立山町立山駅と長野県大町市扇沢駅とを結ぶ標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートです。

立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、雄大な景観と四季折々の自然を楽しみながらさまざまな乗り物を乗り継いで移動します。

「雪の大谷」とは

標高2,450mの室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。中でも室堂付近にある「大谷」は、吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。

春の開通に向けて、豪雪地帯の室堂ターミナル付近の道路に降り積もった雪の中、GPSで道路位置を割り出し、上から少しずつ削るようにして道を作ります。除雪の際にできる「雪の壁」でできあがった約500mの区間が「雪の大谷」です。

「雪の大谷フェスティバル」開催概要

立山黒部・雪の大谷フェスティバル」は、毎年4月から6月にかけて、立山室堂平を中心に開催するアルペンルートの幕開けイベント。期間中は2つのテーマに分け、春から初夏に見られる、自然の移ろいや変化を楽しめます。2024年は4月15日(月)〜6月25日(火)の間で開催されます

4月15日(月)〜5月31日(金) 1st STAGE 春の立山を楽しもう!
6月1日(土)〜25日(火)   2nd STAGE 初夏の立山室堂平を歩こう!

「雪の大谷フェスティバル」の見どころ

「雪の大谷ウォーク」

雪の壁に挟まれた道の片側を歩行者用通路として開放された場所を歩くことができます。間近で見る雪の壁は迫力満点。 雪の白と青空のコントラストはまさに絶景です。

開催期間:4月15日(月)~6月25日(火)
開催時間:9:30~15:00

雪の大谷ウォーク

立山ユキテラス

ゴールデンウィーク限定。リラックスチェアに腰掛けて、立山連峰富山平野を一望することができます。有料エリアならではの立山黒部の大自然のパノラマを眺めながらゆっくりとくつろげます。

開催期間:4月27日(土)~5月6日(月)

延伸!パノラマロード

大好評のパノラマロードを今回メイン会場から室堂ターミナルまで延伸して繋ぎます。写真撮影スポットや雪を楽しむことができるスポットも盛りだくさんです。

開催期間:4月15日(月)~5月6日(月)
開催時間:9:30~15:00

くずそうユキカベ!つくろう新しいミチ!

立山黒部の雪を思いっきり楽しみ、雪遊びを体験することができるエリア。雪の壁をスコップで掘り進み、新しい道を完成させる体験型エリアもあります。

開催期間;4月15日(月)~5月19日(日)
※状況により期間が変更になる場合があります
開催時間;10:00~15:00 (入場14:30まで)

雪のカレンダー

雪壁の断面から調べた降雪時期などの情報を展示します。どのように雪が降り積もったかを知ることで、雪の大谷をさらに楽しむことができます。

開催期間:4月15日(月)~5月6日(月)
開催時間:9:30~15:00

「雪の回廊」

室堂ターミナル屋上と立山自然保護センターを結ぶ通路を除雪してできる「雪の回廊」。4月ごろは高さ8mを超え、雪の大谷に負けない迫力を体感できます。

開催期間:4月15日(月)~6月25日(火)
開催時間:10:00~15:00(入場14:30まで)

立山黒部アルペンルート「雪の大谷」はバスツアーがおすすめ!

6つの乗り物を乗り継ぐ立山黒部アルペンルート。全線を通り抜けるとなると約6時間〜7時間ほど時間がかかります。また個人旅行で移動するとなると荷物を持っての移動も大変。さらに、開通直後の立山黒部アルペンルートは「雪の大谷」を目当てに、週末を中心にとっても混み合って、乗車券の購入・発券に時間がかかったりします。

バスツアーならそんな心配も無用。大きな荷物はバスのトランクに預けることができるので、気軽に、手軽に立山黒部アルペンルートの通り抜けを楽しめます。乗車券もあらかじめ用意されているので、個人で予約したり、受け取ったりする手間も省けます。

彦根城天守 2024年春 桜の夜間特別公開イベント

「現存12天守」の一つで国宝に指定されている彦根城天守。桜の名所としても知られています。そんな彦根城で2024年3月22日(金)〜3月31日(日)の期間、夜間拝観イベントとして、「彦根城夜間特別公開 NAKED彦根まつり 2024 桜」が開催。幻想的な現代アートに彩られます。

彦根城の魅力

譜代大名井伊氏の居城だった琵琶湖畔に佇む城。三層三階の天守は「現存十二天守」の一つで国宝に指定されています。 屋根は「切妻破風」「入母屋破風」「唐破風」を多様に配していて、2階と3階には「花頭窓」、3階には高欄付きの「廻縁」が巡らされている美しい外観の建物です。

内濠や中濠が完全に残っているのも大きな特徴。ソメイヨシノをはじめとする8種類の桜の木1,300本が植えられていて、白壁と桜の色彩が織り成す美しい景観を楽しめます。「さくら名所100選」に選ばれていて、彦根城は「日本100名城」に指定されています。彦根城

桜の名所・彦根城でいち早く桜がアートで楽しめる限定イベント

アーティスト 村松亮太郎によるアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』の桜バージョンが登場。西の丸・鐘の丸エリアでは本物の桜を彩る夜桜ライトアップも実施し、彦根城をひと足早い桜のアートが包み込みます。

彦根城の見所のひとつである「天秤櫓(てんびんやぐら)」では、彦根城にゆかりのある井伊家の家紋を映し出す約5mのダイナミックなライトアップも登場。

抜群の防御力と美しさを兼ね備えた彦根城ならではの魅力をさらに引き立てます。ネイキッドが開発した大人気の提灯型アート『NAKEDディスタンス提灯®』を片手に城内を巡り、自分もアートの一部になれる体験も実施される予定です。

世界と繋がる参加型アートDANDELION PROJECT

『DANDELION PROJECT』とは、アーティスト 村松亮太郎による、タンポポのアートオブジェ「DANDELION」を世界中に植樹し(設置し)、「DANDELION」を体験した人たちが世界に平和の祈りをデジタルの花として世界中にリアルタイムに届け合うネットワーク型のアートプロジェクト。

「NAKED彦根まつり 2024 桜」では、彦根市の子どもたちとの共創アートとして初披露。彦根の子どもたちが描いた桜の絵が彦根城の石垣から天守全体に広がり、華やかな桜色に染まる彦根城を楽しめます。

彦根城夜間特別公開 NAKED彦根まつり 2024 桜」基本情報

開催期間:2024年3月22日(金)〜2024年3月31日(日)
開催時間:18:00〜20:00(最終入場19:30)
チケット料金:大人:1000円、小中学生以上:500円